日別アーカイブ: 2013年1月19日

SPLASH!!

人魚の話しじゃあないですw ←古い。

塗装の技法に「スプラッシュ塗装」というのがあります。綺麗なミスト状のスプレーではなく、無くなりかけの缶スプレーみたいな不揃いの粒々をビチャビチャッとぶちまけたような塗装方法(?)で、塗り手側にも詳細なコントロールは出来ず、二つの同じ物が出来ない代わりに、予想も出来ない幾何学的な仕上がりが、また魅力でもあります。

こんなんとか、

こんなんとか・・・。

中でも凄く好きな・・・というか、ついつい買ってしまうカラーがコイツ。

スプラッターバックです。

白い(もしくはパール)ベースに黒のスプラッシュ、黄色のお腹にドットとエラのアクセント。全体をホロラメトッピングで可愛くキメたお洒落さん。日本製のルアーじゃあまり見掛けないカラーなんですが、海外では色んなメーカーが出していて、夜中にウォルマートとか行くとついつい買ってしまうのです。

実はこのカラー、霞水系などマッディウォーターで非常に効果的です。
昔霞ヶ浦の畔に住んでいた頃は、上司の影響もありパールホワイトのバグリーばかり投げていました。あの頃(20数年前)の霞ヶ浦と言えば、1日に何十本も釣れた超入れ食いレイクでしたので、統計的データを取るには最適な環境でした。さらにこの頃は何の知識もない純粋(?)な頭で釣りが出来ていましたので、「釣れるから使う」という単純な理由でルアーを選んでいました。そう、昨日のエントリーで書いた「レッドシャッドの体験」の10年も前に、既に経験していた事になります。それをわざわざ”再認識”しなければならなかったのは、意外にも”知識”だったのかも知れません。
とまあ、仰々しく書いてみたのは僕の脳が永遠の中二病だからで、実際は単にミーハーで忘れっぽいだけなんですwww

さてさて、そんなスプラッターバック。白いボディに黒っぽい背中。白と黒でチカチカ点滅する様は濁った水でもしっかりアピールしてくれます。

2009年にルイジアナ州レッドリバーで開催されたバスマスタークラシックでは、非公式ながら数名のエリート選手がこのスナブノーズM5”スプラッターバック”を投げ続けてくれていました。マッディで有名なレッドリバーで選手達に選んで貰えたというのは、とても嬉しかったですし、改めて勉強にもなりました。

そんなマッディに強いリアルアメリカンカラー”スプラッターバック”。

是非、この低水温期にも試してみてください。