Nomadリールシートパーツ

Nomadのリールシートにはライムグリーンのパーツが装着されていますが、このパーツが外れてしまった。紛失してしまった。というお問合せを頂く事があります。

実はこのパーツには前期型、後期型がありまして、前期型のパーツは夏場の車内などで温度が上がると柔らかくなってしまい、接着が剥がれてしまう事がありました。

そこで形状の見直しと素材を変更した新設計のパーツを開発して、これを後期型として現行ロットに装着しています。

また、前期型をお持ちの方で、外れてしまった、紛失してしまったというお問合せには、この後期型パーツを送付させて頂いております。

その際、取り付け方法を記した説明書を同封しておりますが、より分かりやすいように写真にて取付方法を紹介したいと思います。

まずご用意するものとして、残った接着剤を溶かすリムーバー。

写真の瞬間接着剤用の物であればリールシートやカーボンとの接着を侵す事無く、綺麗に除去する事が出来るのでおススメです。

そして小さなマイナスドライバーなど、先が細くて平たい物があると便利です。

接着面にリムーバーを垂らしてマイナスドライバーで軽く擦ります。残った接着材を少しづつ溶かして削るイメージです。

それを何度か繰り返して接着面を平らにしたら、次にエポキシ系接着剤でパーツを接着します。

弊社では工業用のエポキシを使っていますが、近所のお店に無い場合(普通ないです)は市販のエポキシの中でなるべく硬化時間の長い物を使ってください。

硬化時間の短い物は湿気や紫外線で劣化しやすく、ゴムのようにボロボロと崩れてしまう場合があります。野外で使う物にはなるべく遅い物がおススメです。

2液をよく練る練るねるねしたら、接着面に薄く塗り広げます。

パーツ側の接着面にも薄く塗ります。裏側の表面がギザギザになっていますので、凹の部分を埋めるような感じで塗り広げるのですが、あまりたくさん塗るとはみ出してしまうのであくまで薄く塗ってください。

接着面を合わせて軽く押し込んで位置決めをします。

位置決めが出来たらテープなどで固定します。

反対側も同じように接着したら、テープ等で固定してそのまま24時間程度放置して硬化させて出来上がりです。

既に紛失してしまったという方もいるかも知れませんが、まずは弊社まで「パーツ紛失の件」としてお知らせください。

また、C-66MGなど現行モデルにはこの新パーツが付いていますので、もし前期型をお持ちでカラーの違いが気になる!という方もご連絡ください。

その際に必ず、ご住所、郵便番号、お持ちのロッドの本数をご明記ください。

また、フィルターを設定している方は、弊社からのメールが届くように設定を変更してからご連絡くださるようお願い申し上げます。