日別アーカイブ: 2013年1月17日

School

 一通り新色の由来を説明し終えたとこだったんですが、「既存のカラーは?」とリクエスト頂きましたんで、もう少し色ネタいきます。

 バレットヘッドを作る時、真っ先に蒸着メッキベースのシャッドカラーを2色作りました。消銀ベースのテネシーシャッドとホロメッキベースのスレッドフィンシャッドです。ホイル貼りのようにヌメヌメ光る消銀と、ギラギラ光るホロメッキ。なぜスレッドフィンをギラギラの方にしたかというと、向こうで見たスレッドフィンシャッドが、ものすごい群れを成してギラギラと泳ぐ様がとても印象に残っていたからです。ちょうど表層を泳ぐオイカワや稚鮎の群れのイメージでしょうか。あのギラギラはプレデターの本能をナチュラルに直撃するのではと思ってます。

 この手のカラー、実は前からあります。

 こんなのや、

 こんなのなど、

 グリーン&イエローバックのシャッドカラーは安定してよく釣れるのでたくさん持ってます。ウチのスレッドフィンはスレッドフィンシャッドに似せる事より、過去に良く釣れたカラーのイメージを凝縮して塗ってみたという感じですw グリーンのパール具合とか、イエロー部分の幅とか、脳内イメージの具現化だった訳ですが、この手のカラーを使う時は明確なスポットやパターンが存在せず、ベイトの多いエリアを広く探る時に思わず頼ってしまうカラーなので、そういったメンタリティは案外大事だと思うのです。ま、作り手の勝手なイメージですがwww

 ちなみにベリー側はこうなってます。

 オレンジスポットはベリーフックとテールの2ヵ所。紫外線に反応するムフフなポイントですw