NEWブランド

いよいよフィッシングショーが間近に迫ってきました。
今回のショーでは新しいタックルはもちろんの事、
もうひとつの目玉を用意しています。
構想、企画に数年を要し、ついに完成した新しいウェアブランドです。
これまでシマノではNEXUSやブラドといった磯や船のシーンを想定した物が多く、
ルアーブランドではRADSTEPという下位ブランドがあるのみでした。
RADSTEPは「気軽に楽しく」をテーマに、ライトなアイテムが多かった為、
バスボートを初めとする高速船や、波風が叩きつけるオフショアゲームでは少し役不足で、
自分もNEXUSブラドを着用する事が多かったのですが、
今回発表する新ブランドは、そんなエクストリームなシーンを想定した、
正にルアーブランドのフラッグシップモデルです。
釣り業界をアパレルの観点から見た場合、
その機能には極めて悪条件が不可欠であるにも関わらず、
アルペンやマリーンに比べて時代遅れな素材が使われている事もしばしばです。
それはGORE-TEXという最高の素材が供給される企業が限られていて、
その条件や供給アイテムの審査が非常に厳しいという理由もあるかも知れません。
とはいえ、他の業種からの流用もまた案外ストレスを感じるもので、
そもそも普通土砂降りの中を時速100kmで走る事を想定したレインギアなんてそうそうあるもんではありません。
フードの固定方法、リストからの浸水ルート、移動の際の着座姿勢等、結構特殊な形状が求められてしまいます。
まあ、平たく言えば、豪雨の中雨宿りもしないで、片手上げて一日立ってる事を想定したカッパなんて、普通の業界じゃ作らないと思うんですよ。
今回、最高のストレッチゴアを使って、あらゆるシーンを想定した最高のフィッシングギアを作りました。
ソルトもバスも釣行日数の多い超現場型のインストラクターによる長期テストを行い、
あらゆる動きをシュミレートしています。
昨年このブログを始めてから、雨天の写真を掲載出来なかったのは、全てこのレインギアによるものです。
同一レインギアによる3日間連続の豪雨釣行など、かなり過酷なテストを行いました。
リストからの浸水を強固にシーリングする新カフスシステム。
1アクションでアクセス出来るフードデザイン。
シルキーでドライな着心地。
長時間ドライブににも浸水しない耐水圧。
動きやすく突っ張らない立体裁断&ストレッチ。

トータルルアーフィッシングギア「XEFO」
FDシリーズに負けない「現場の熱意」で完成しました。
是非フィッシングショーで触れてみてください。