日別アーカイブ: 2012年12月25日

パープルレイン

皆さん紫色のルアーって使ってますか?

昔・・・30年くらい前でしょうか。
ワームと言えば「紫が一番釣れる!」という風潮がありました。
その頃あったトーナメントワームやジェリーワームなども、入荷後すぐになくなるのは黒や紫。次いで赤やモーターオイル。最後まで残るのが青という感じで、紫はとても人気のカラーでした。もちろんその理由が語られる訳でもなく、いわば盲目的に信じられていたに過ぎないのですが、それに納得させられてしまう釣果を得ていたのも事実だと思います。

当時の僕もそんな紫信者の一人だったのですが、ある日ふと思ったのです。
「雨の日が多い気がする・・・」
まあ当時はよく釣れましたし、ましてや雨ともなれば一気に入れ食いになったりもしてました。でも、釣れている状況だからこそカラーによる差を体感する事が出来たのではないでしょうか・・・。
そういう経験をしているせいで、どんより曇ったり雨がふったりするとついつい紫っぽい物を投げてしまいます。ビルルイスのラトルトラップの紫や、メガバスVフラットスピナーベイトにあった紫などは、雨天のフェイバリットルアーでしたし、ブラッシュホグのサワーグレープやジューンバグは今でも雨の日一軍ルアーの一角です。

この紫、なんで釣れるのか?というのは学者ではないので解りませんが、雨天に強いというのは光(紫外線)の量に関係があるのではないかと思っています。それは雨天とはいえ比較的シャローウォーターでその効果を発揮する事が多く、あまりディープや夜間だとそれほど際立った釣果を得られていないからです。それらを踏まえ、最近では雨天のシャローカバーの他、ナチュラルレイク(朝日の進入角度が浅い)の早朝、透明度の高いダム湖のミドルレンジと、時間帯やシチュエーションに合わせて登場させるようにしています。

そんな紫フェチな私が使うクランクベイトにも、紫は当然多く登場します。

チャートベース、パールや白ベース、クリアベースと光量や水の色でそれぞれですが、バック(背部)に紫をあしらったカラーは沢山所有しています。

なかでも好きなのがロイヤルシャッド。
ロイヤルパープルのバックにチャートベリー、オレンジスロートのこのカラー、
バリエーションとしてクロームベースのロイヤルクロームもあるのですが、光量や水質で使い分けています。

好みは別れると思いますが、とてもアメリカンでカッコいいカラーだと思います。
あまり見かけないカラーなので見つけたら買いです!