日別アーカイブ: 2012年12月24日

ワーム色

アメリカでウォルマートやアカデミーに行くと必ず寄るのが釣具コーナーですが、なかでもお目当てはこちら。

ノーマンのファントムグリーンというカラーです。
この地味~なカラー、日本ではあまり売ってないので、見つけたら買うようにしているのですが、身近にライバルが多く、先に見つけないと全部イカれてしまいますw

もちろん日本で購入できる物も、見るとついつい買ってしまいます。

この手のダークトーンカラーが得意とするシチュエーションは、”ある程度魚の居場所が解っていて、魚をスプークさせたくない状況”。つまりソフトベイトのフィネスフィッシングに酷似したシチュエーションであり、速く広域をカバーし、遠くからも視認しやすいカラーを選ぶ本来のパワーフィッシング(巻物の釣り)とは逆のスタンスになります。
この手のカラー、ウォーターメロンやグリーンパンプキンなどのワームっぽいカラーが、日本の狭くてプレッシャーの高いフィールドにこそマッチするカラーである事は、我々日本のアングラーが一番理解している事だと思います。ソフトベイトはグリーンパンプキンだけど、クランクベイトはチャートリュースと決めて掛かるのはとても勿体ない事です。少なくとも、ファントムグリーンの威力を知らないのは勿体ないと僕は思います。
水温低下によりプランクトン濃度が下がったシャローの水は澄み切ってしまいます。そんな中、チャートリュースのクランクベイトが目立ち過ぎて”浮いてるな~”と思ったら、ファントムグリーンを投げてみてください。ワームやラバージグのように周囲に馴染みながらも、しっかりとアピールしてくれます。

おまけ画像。

昔、リリースしようとしてボツったカラーw

昔あった激釣れカラー

このシリーズを作った当時のスタッフは最高でした。