ニューロッド

最近もっとも多くいただく質問のひとつに、
「今どこのロッド使ってるんですか?」
「この前ブログで載ってたロッドはどこのですか?」
というのがあります。
普通にウチの新ブランドより関心高いみたいで複雑な心境ですw
まあでも、それだけ関心持って貰えるというのは、とても光栄な事です。
というわけで、今使ってるロッドはアメリカ、ワシントン州(DCではないですよ、田舎のほうです)
ノースフォークリバーのほとりにある小さなブランク工場、
Northforkcompositesです。
http://northforkcomposites.jp/
この会社の名前、アメ物好きなら聞いた事があると思いますし、
ゲイリー・ルーミスの名前を知らない人はそうそう居ないと思います。
もちろん自分もそうでしたが、「ま、G-Loomisみたいな感じでしょ?」位にしか思っていませんでした。
しかし、昨年色々と触ってきたロッドの中で、「これは!!」と思ったのがこのロッド、

J-custom1.0というシリーズでした。
高弾性のようにシャキッと軽量でありながら、低弾性のようにムッチリした曲り。
グンっとしなるように曲り、狙った所にそのままリリースするキャスタビリティ。
どこまでも魚に追従するようにベンドしながらも、ド級のトルク感。
ほんとね、「曲がる」と「柔らかい」は別物なんだと。
「硬い」と「パワーがある」は同義語ではないんだと解らせてくれます。
なんというか、とても自然に、身体に負担を掛けずに釣りが出来る釣り竿。
この気持ち良さが気持ち悪い。(もちろん褒め言葉ですw)
そんなロッドです。
世界のバスロッドが進化しているように、ゲイリー・ルーミスもまた進化しているんですね。
これだけのキャリアを持ってしても、決して守りに転じない。
成長を止めない人ってカッコイイです。
なんやかんやで既に5本も買ってしまいましたが、
その分釣りへのモチベーションは最高潮ですwww