月別アーカイブ: 2012年5月

在庫状況

陽気のせいか、ルアーの在庫や次回発売時期について、
よくお問い合わせを頂きます。
今、ウチの在庫はB7×4色、スナブS5クリスタルFT1色なんですが、
もし他のカラーのスナブやグースネックの在庫をお探しの方は、
取扱店様の方に在庫のお問い合わせをお願いします。
秋田のボート&ガイドサービス エスカーラさんも在庫豊富です。
http://www.shokokai.or.jp/05/0520612074/index.htm
ぜひチェックしてみてください。

スペックなどなど

昨日掲載させて頂いた新クランクですが、
いつもの如く、サイズなどまったく紹介してませんでしたねw
ボディサイズは55mm、ウェイトは9.8gです。
サイズ感はこれぐらい・・・

スナブと同じくらいのサイズで、ボリューム的には少しスリムという感じです。
特徴的な部分で目を引くのはここでしょうか・・・

かなり前方に寄ったベリーフックハンガーです。
これには理由がありまして、
このルアー、ノーマル状態で#6のフックが前後に搭載されていますが・・・

前後#4に交換しても、フック同士が絡みません。
ダム湖のようにクリアでディープなレイクで、
ロングキャスト、ファーストリトリーブの釣りを展開する時、
フックサイズを大きくしてフッキング率を高めるのは常套手段です。
リップに掛かったフックはキャストで外れますが、フック同士が掛かってしまうのはアウトです。
前方に寄ったベリーフックハンガーと、強い浮力でフックサイズを大きくする事が可能です。

シャローカバーはノーマルサイズ。
クリアディープはサイズアップ。
そんな使い分けが可能になってます。

新ブランド

仲良くして貰ってる友人達がちょくちょく煽ってくれてたんですが、
新ブランドを立ち上げる事になりました。
まあ、構想だけは結構前からあったものの、日々の流れ(ハンドメイド)に忙殺され、
一向に進展しないまま時が過ぎていった感があります。
そういう意味で、昨年は色々と良い転機でした。
昨年秋より取り掛かり、ようやく発表出来る所まで来ました。

そうです。インジェクション(プラ)はじめましたw
ウチは元々用途や特性によって異なる素材を使い分けるという事をやってきました。
バルサにはバルサの良い所があり、レッドシダーにはレッドシダーの良い所がある。
全てにおいて優れた素材というのは存在せず、全て一長一短と感じています。
自分自身、実際の釣りでウッド素材のハンドメばかり投げている訳ではありません。
ウッドに良い所がるように、プラにも良い所があるからです。
プラの良い所といえばやっぱり一番は強度です。
込み入ったエリアでもミスを恐れずキャストし続けられる。
ゴロタ石や消波ブロックのようなハードカバーであっても、
リップの削れも少なく、ガンガン当ててリアクションバイトを誘っていく事が出来ます。
もっと細かい事を言うと、浮力のある中身の詰まった物体と、
外周に重さがある中空の物体では、どうしてもアクションが異なります。
また、生産側の都合で申し上げるなら、
スローフローティングのような僅かな重量差が致命的となるセッティングにおいて、
規格正しく量産出来るというのはとても大きな意味を持ちます。
それらの理由から、「う~ん、プラでやりたい物が増えてきたな・・・」とw
とまあ、そんないつもの軽いノリから、自分自身に無茶ブリをしたくなったのです。
この新ブランド、これまでのKTWLURESとはまったく別の流れになります。
ウッドクランクのハウスメイドであるKTWLURESに対し、
新ブランドは完全なマスプロダクツ。
これまでKTWLURESでは不可能だったジャンルを展開していきます。
たくさん積み上げた葛藤が、全て可能性になりました。
自分自身楽しくて仕方ありませんw
それにしても、インジェクション・・・
思った以上に手間ですね。
いえ、走り出したら楽なんでしょうが、走り出すまでが半端ないです。
エンジニアリングはまだいいとして、ブランディングとマネジメントは不得意分野です。
どうなる事やらって感じです。
ま、生暖かい目で見守ってやってくださいw

from Alabama

コータのブランド「Alabama R&D」より新型のジグヘッドが出ました。
実はこのジグヘッド、少し前から聞いていて「すげえの出来そうだ!」と・・・。
そしてついにそれが完成したようです。

先日、完成した現物を送ってくれたのですが、
オーナーのごっつい5/0フックと、特徴的なヘッド形状がいい感じです。
動画にもあるように、メインはアラバマリグ用なんでしょうが、
僕としてはジグヘッド単体としても使ってみたいです。
スイミング系のワームやスティックベイトはもちろん、
ストレートワームをシェイキーにリグるのも良さそうです。
コータによると、キーパーの部分をワーム表面まで貫通させて、
指で押し曲げてやると、さらにキープ力が高くなるそうです。
ジグヘッドの釣りでワームがずれないというのはとても大事な事なので、
是非その方法は試してみたいです。
コータと話していると、直感力と洞察力の鋭さに加え、
そのシンプルで合理的な思考に驚かされます。
今回のジグヘッドもその直感と、エリートプロとしての豊富な経験から生まれた、
実釣能力の高い物になっているでしょう。
早く投げてみたいです。