熱いぜ大阪!

先日、大阪の超老舗「フィッシングサロン心斎橋」様に置いて頂ける、
というご報告をさせて頂いたばかりですが、
なんでも入荷3日で完売状態になってしまったそうで、
本日追加分をご注文頂きました!!
う~~~~~ん! なんか嬉しいですね!
やっぱりね、SHOP様に「戦力」として見て頂けるのは嬉しい事です。
最近は「生産個数が少ない」事が付加価値みたいなとこがあって、
よりマイナーなルアーやビルダーをエグる事がコアアングラーみたいなとこがあるじゃないですか。
もちろん、ウチも最初はそうでした。
数も作れませんでしたし、今見ると笑っちゃうような出来でした。
でもね、ルアーを作る以上、「数作れない」を売り文句にしちゃいけないと思うんです。
それがたとえ凄い釣れるルアーだったとしても、いえ、凄いルアーだからこそ、
「欲しい!」と言ってくれる声に応えなきゃいけないんです。
そうじゃないと、そのルアーのプレミア度は跳ね上がり、
大枚はたいて買った人も投げる気にはならないでしょう。
また、そんなルアーばかりが話題になっても釣具店は潰れてしまいます。
釣具店がどんどん潰れていけば、釣り業界はすたれ、釣り自体がすたれていきます。
「いやあ、人が減ってくれるならそれでもいいや!」って思うかも知れませんが、
今の竿やリールが高性能になったのは、釣り人口の爆発的増加あっての事なんです。
だからルアーを作る者は絶対に「希少価値」を売り文句にしてはいけないと思うんです。
それに、より品質の高い製品を、均一に作る目的が、量産に繋がる事だってあるんです。
例えば基盤リップの制作です。
大きなFRP板を買ってきて、一枚一枚切り出していくのは大変な作業です。
しかも人間の手作業ですからね、完全に均一とはいきません。
この工程を機械化する事で得られるメリットは作業時間と短縮と、正確さです。
デメリットはコストで、機械作業で行うと手作業の2~30倍のコストが掛ります。
この場合優先すべきは当然、正確さとスピードの方です。
ウチで使う塗料のいくつかは特注です。
特に蛍光塗料は模型用の物では耐光性も発色も不十分で、
長時間デッキの上に置いておくと、変色したり、脱色したりします。
色々とやってみた結果、最も性能の良い蛍光顔料を、
自分が気に入ったバインダーで調合してもらったオリジナル塗料に行きつきました。
これも、ある程度纏まった数を作るからこそ出来る投資です。
ウチは次第に多くなった「欲しい!」にお応えする為に、
より速く、より均一に、少しでも多く生産する事を目標にしてきました。
ですので、お店から「戦力」として捉えて頂く事は本当に誉なのです。
そしてそんなウチのルアー達ですが、
もう一軒、新しい勤務先が決まりました。
滋賀県大津市に今月オープンした
つり具のブンブン 大津店様です。

ブンブン大津店にお勤めの澤井さんとは、以前から親交がありまして、
今回大津店様オープンの折、是非にとお話し頂きました。
大津はいいですよね~。
目の前琵琶湖ですもんね~。
京都もすぐですもんね~~~。
そんな訳で、大津の皆様、よろしくお願い申し上げます!!