「見た瞬間にビビッとくる」
新しいルアーを見た時、こんな感覚に陥る事ってないですか?
大抵そういう時は自分の中で足りないパーツがあって、
欲している姿形が結構具体的に表面化している時だと思います。
そしてそれが自分の期待を裏切らない物であれば、
まるで10年来愛用してきたように使いこなせてしまう・・・。
正に「ピタッとハマッた」という状態でしょうね。
GRAYZがこのルアーのデザインを発表した時は正に「ビビッ!」と来た瞬間でした。
「ああ、ヤバイ・・・絶対ハマる・・・収まるべき引き出しが既に自分にある・・・」
どうせGRAYZ-Dの事だから、ヴァベルの名を冠しそのデザインを踏襲していても、
中身はまったくの別物・・・
奇奇怪怪な手法と様々な角度から可能性を追求していっても、
いきつく所は「狙いたいレンジにおける流体の最適化」、
その見た目とは裏腹に「誰にでも使いやすい高性能」を実現してくるハズ・・・
ましてやテスターは「クランカー木村」
1年中クランクベイトしか投げないリアルクランク馬鹿です。
決して「新機能やコンセプトを詰め込み過ぎたあげくスイートスポットが狭くなったルアー」
にはならないでしょう。
意外にも良いルアーが少ない2mレンジ。
この水深に強力なルアーが登場するのは非常に楽しみです。
そして、ついにこのルアーが手元にやってきました。
FD-CUSTOM Flamingo
FD-CUSTOMと言えば市販ルアーの改造やリペイントとしても有名ですが、
彼のハードベイトへの熱い思いがこもったオリジナルクランクベイトもまた、全国に多くのファンを持っています。
完全ハンドメイドによる極少量生産の為、入手は難しいのですが、
今回突然手元に届きました!
しかも、とても貴重なストームやコーデルのボーンブランクも頂いちゃいです♪
早速塗ろうと思って「ハッ」と気づきました。
「工房ないから塗れない・・・」(爆)
これはそう、FD-CUSTOMさんからの、
「早く工房再建しろ!」という暖かい励ましのメッセージ・・・
早く復活しなくちゃですね~。
それにしても美しいルアーです。
アメリカ人の独創性と、日本人の几帳面さが融合したようなホイル張りフラットサイド。
自分もこの手法のホイル張りは好きですが、2~3個作っただけで気持ちが萎えますw
ルアー作りは気力と忍耐。
そんな当たり前の事を信念曲げずに続けていくFDさん、
本当カッコいいすよ。
Dちゃん、FDさん、ガッツリ使わせて頂きます!
『GRAYZ』
『FD-CUSTOM』