RodioDrive

今年最後の出荷となるのは、超久々(5~6年振り?)の制作となります、
「Rodio Drive」です。
実は前回の記事の後、数回に渡ってフラットサイドの事を書こうと思っていたのですが、
色々あって遅れに遅れた作業に鉄火場状態(いつもの事ですが)でした。
この「オリジナルRodioDrive」、
「TYPE-C」と比べてタイトなアクションが特徴で、
ハイスピードなリトリーブを可能にします。
リザーバーや河川でのフィーディングタイムは勿論の事、
プランクトン濃度がグッと下がる低水温期、
水の止まったクリーク内のブレイクなど魚が集まりやすい場所では、
ソフトベイトのように強過ぎないアクション
(トレブルフックの為、テールへのソフトバイトを掛けやすい)
で、活性の落ちた魚を釣っていく事が可能です。
カラーラインナップですが、今回も3色。
・チャートキラー

数あるキャラメルアップル系(チャートベースにグリーンと茶系のバック、
語源はアメリカ版リンゴ飴。青リンゴをキャラメルにディップした物。
味は微妙・・・)の中で個人的に最も好きなチャートキラー。
グリーンスケールの下にゴールドがチラチラ光るショルダーがキモです。
・アラバマレッドクロー

最初期からラインナップされているKTWLURESを代表するカラー。
ガンターズビルで炸裂した最初のB7(プロト)に塗られていました。
そんなアラバマのロコ達に敬意を表して「アラバマレッドクロー」。
シャローレンジにおいて強烈なアピールを持つ赤系カラー。
透明度の高くなる早春や晩秋に効果を発揮すると言われていますが、
元々透明度の高い人造湖や河川では、ハイシーズンでも効果的。
真夏の真っ赤!
夕暮れの赤!
出しどころは意外に多かったりします。
可視光線レベル、紫外線レベル共にコントラストが出易い配色になってます。
・スペックルドシャッド

独特の生っぽさを持つスペックルドシャッド。
パールあり、スケールあり、スプラッシュありで、
塗ってて非常に楽しいカラーでもありますw
バックはこんな感じ・・・

かなり生っぽいです。
ルートビアがタカハヤなら、この子はアブラハヤでしょうか?
水族館の「日本の河川」コーナーに小一時間張り付き、
「この人何が楽しくてアブラハヤなんぞに・・・」
という顔をされた経験を持つ、ちょっと可哀想なビルダーですw
各カラー出荷時にはワイドオープンエリアでの使用を想定して#5フックを搭載しています。
マッディシャローなどのカバー周りで使う場合、#6フックに交換するなどしてください。
若干ですがカバー回避がし易くなります。
さてさて、そんなこんなで完成間近のロデオですが、
なんとか年内出荷に向けて、取扱店様の迷惑も顧みず怒涛のリギング真っ最中ですw