冬の関東でもクランキン

友人でウチのヘビーユーザーでもある高沢くんからこんな写メ頂きました。

高沢くんと言えば牛久沼で巻き続ける孤高のクランカー(?)ですが、
今回もB7と名も無いフラットサイドでやってくれたそうです。
48と45!
いやこの時期の牛久ですよ・・・
釣れる釣れないより先に心が折れそうなもんですが・・・。
いやいや、高沢くんもウチの子達もやるときゃやるんです。
高沢っちのコメントで面白いのが、「ここんとこB7の3rdがハマってる」そうで、
やっぱこの寒い時期は浮力を抑えるのがキーなんですわな。
流石判ってらっしゃる!
でもね、やっぱ何度見ても似てますよ。
彼に・・・

いや、2人ともゴメン・・・。

もうすぐ・・・

いよいよフィッシングショーが近づいて来ました。
各メーカーの新製品が発表され、実際に触れ、開発を担当した契約アングラーやメーカースタッフに、
直接質問する事が出来る機会という訳ですが・・・
しかし近年は少し様子が変わってきています。
以前はこのショーに出展し、展示する事はプロモーションとして大きな意味を持っていました。
ところが近年では、雑誌やDVD、webやCS放送がその役割を担い、
フィッシングショーに出展するより、他の媒体に宣伝広告費を使った方が・・・
といった流れすら出てきたように思います。
しかし、自分が思うに、フィッシングショーというのは、
単に宣伝効果だけを考えるものではなく、
日頃ご愛顧頂くお客さんに楽しんで貰う目的もあるのではないでしょうか?
沢山のお客さんに足を運んで貰って、
釣り業界をみんなで盛り上げていく・・・
そんな目的があるように思います。
まあ実際に、フィッシングショーなんかに出展しなくても儲かっている所は多いでしょうし、
お店の方も「売れると判っている商品」がいつ入荷するのかが問題であって、
フィッシングショーに足を運んだからといって、入荷数が増える訳でも、時期が早まる訳でもありません。
でもこんな時代だからこそ、メーカーもお店も、お客さんも一緒になって盛り上げていきたいですよね。
儲かっているメーカーさん程、そんな気持ちで出展していて貰いたい。
これが自分が望むフィッシングショーのあり方です。
さてさて、えらそうな事言いながら、ウチのような弱小は出展出来ない訳ですがw
今年もシマノブースには大阪、横浜と全日程立たせて貰います。
既に雑誌等で発表がありましたが、ファイナルディメンションは次のステージに進みます。
今回発表出来るのはベイトモデル2アイテム、スピニングモデル3アイテムです。
自分が担当したのはベイト2アイテムですが、
たっぷりと時間を掛けて、企画の段階からじっくりやりました。

これからFDを使ってみたい人、今FDにハマってる人に是非試して欲しいアイテムです。
昨年はこの2本の為に随分とオカッパリもやりましたし、色々な釣り場に行きました。
「最終到達領域の限界突破」(長え!)、楽しみにしていてください。

謹賀新年

謹賀新年

昨年は色んな事がありました。
悪い事もそれなりにありましたが、
沢山の人達との出会いや楽しかった事の方が多かった一年でした。
これまで支えてくれたお客様。
仲良くしてくれる友人達。
お世話になっている取引先やメーカー、業者さん。
全ての人に感謝しつつ、今年もじっくり歩いて行こうと思っています。
本年もどうか、宜しくお願い申し上げます。
KTW LURES
代表:塚本謙太郎

期待の新アイテム

「見た瞬間にビビッとくる」
新しいルアーを見た時、こんな感覚に陥る事ってないですか?
大抵そういう時は自分の中で足りないパーツがあって、
欲している姿形が結構具体的に表面化している時だと思います。
そしてそれが自分の期待を裏切らない物であれば、
まるで10年来愛用してきたように使いこなせてしまう・・・。
正に「ピタッとハマッた」という状態でしょうね。

GRAYZがこのルアーのデザインを発表した時は正に「ビビッ!」と来た瞬間でした。
「ああ、ヤバイ・・・絶対ハマる・・・収まるべき引き出しが既に自分にある・・・」
どうせGRAYZ-Dの事だから、ヴァベルの名を冠しそのデザインを踏襲していても、
中身はまったくの別物・・・
奇奇怪怪な手法と様々な角度から可能性を追求していっても、
いきつく所は「狙いたいレンジにおける流体の最適化」、
その見た目とは裏腹に「誰にでも使いやすい高性能」を実現してくるハズ・・・
ましてやテスターは「クランカー木村」
1年中クランクベイトしか投げないリアルクランク馬鹿です。
決して「新機能やコンセプトを詰め込み過ぎたあげくスイートスポットが狭くなったルアー」
にはならないでしょう。
意外にも良いルアーが少ない2mレンジ。
この水深に強力なルアーが登場するのは非常に楽しみです。
そして、ついにこのルアーが手元にやってきました。

FD-CUSTOM Flamingo
FD-CUSTOMと言えば市販ルアーの改造やリペイントとしても有名ですが、
彼のハードベイトへの熱い思いがこもったオリジナルクランクベイトもまた、全国に多くのファンを持っています。
完全ハンドメイドによる極少量生産の為、入手は難しいのですが、
今回突然手元に届きました!
しかも、とても貴重なストームやコーデルのボーンブランクも頂いちゃいです♪
早速塗ろうと思って「ハッ」と気づきました。
「工房ないから塗れない・・・」(爆)
これはそう、FD-CUSTOMさんからの、
「早く工房再建しろ!」という暖かい励ましのメッセージ・・・
早く復活しなくちゃですね~。
それにしても美しいルアーです。
アメリカ人の独創性と、日本人の几帳面さが融合したようなホイル張りフラットサイド。
自分もこの手法のホイル張りは好きですが、2~3個作っただけで気持ちが萎えますw
ルアー作りは気力と忍耐。
そんな当たり前の事を信念曲げずに続けていくFDさん、
本当カッコいいすよ。
Dちゃん、FDさん、ガッツリ使わせて頂きます!
『GRAYZ』
『FD-CUSTOM』

スタンダードか異端児か

ジャークロッドネタが意外に好評だったのでもうひとつ・・・

この2種、個人的に使用頻度が高く長年愛用しているルアーなのですが、
シャッドの方はDUELのSH-60SP、ワームの方はチューブベイトです。
SH-60SPの方はともかく(オールスターで赤羽修弥さんも使ってましたね)、
チューブの方は最近国内ではあまり売ってる所を見なくなりましたね~。
自分は古い人間なのか、単にアメリカかぶれなのか、このチューブベイトが大好きです。
ジグヘッドでも使いますが、テキサスリグでもよく使います。
アメリカでチューブと言えばボビー・ガーランドやギド・ヒブドンといった名前を連想する人も多いと思いますが、
最近このチューブをよく使う選手と言えば、アイク(マイク・アイアコネリ)が有名ですね。
今年のクラシック(ルイジアナ:レッドリバー)でも、チューブテキサスで釣っていました。
この時アイクが釣っていたのは「サリバン」というクリークで、水深は5ft前後という浅いエリアだったのですが、ケイシー・アシュリーのジグも、アイクのチューブテキサスもなんとスイミングで使っていました。
「それが何?」って思う人も多いと思いますが、近年チューブベイトは北部を中心に売れていて、特にゴビー(ハゼ)が大繁殖したエリー湖の攻略用ルアーというイメージが定着していました。
しかしアイクは南部の様々なレイクでチューブを使っていて、好成績を収めています。
そんなチューブベイトを使う為にこれまで様々なロッドを使ってきました。
中でも気に入っていたのはフェニックスのボビー・ガーランドモデル(まんまやんけ)やTS59L。
最近(?)のではメガバスのF3-59XSなんかのティップは硬めでアクションを付けやすく、
ベリー~バットは加重に対してスムーズに曲がっていく・・・
そんなロッドをジグヘッドやライトテキサスに愛用していました。
チューブのジグヘッドの使い方はいくつかあります。
ボトムの落として強めのトゥイッチでリアクションを狙う方法。
スピッピン等でオーバーハングや桟橋をスピーディーにチェックしていく方法。
とにかく何もしないでカーブフォールからそのまま中層をフワフワと漂わせるように巻いてくる方法。
中でも中層を巻いてくる方法はコツを掴み難く、フォールさせる度合いも感覚任せの為、マニュアル化し難い釣りでもありました。(当時それを「そろそろ具合」と呼び、「そろそろかな?」という感覚を把握しているかどうかが釣果を左右しました)
このアバウトさが日本でメジャーになれない理由かもしれません。
こんなアバウトチューブ野郎にとってロッドは案外真剣な悩みでもありました。
こういう釣りをするロッドですから意外に使用用途は広く、
ソフトルアーだけなく小さなシャッドやミノーをジャークするには最適なのですが、
いかんせん今の日本のスピニングロッドにはこういうロッドが殆ど存在しないのです。
そんな訳で「無ければ作ろう鎌倉幕府」のFD開発チーム、嬉々として取り組む訳です。
まず手始めにロッドのレングス。
感覚を掴む為にまずは慣れた5ft9inから初めてみるのですが、
プリプレグ選択の自由度が増した現在、軽く、強力なブランクによって、
「もう少し長くてもよくね?」と・・・。
そこで6ftのプロトも作るんですが「なんか違う・・・」
思ってもみなかった所で暗礁に乗り上げる不安感。
しかし、結局は6ftモデルのグリップは1inぶった切った結果、「おお!!」となり、レングス決定。
次にガイドで問題発生。
近年のニューコンセプトガイドがなんだか違和感・・・。
「ガイド減らそう!ファーストテーパーじゃないんだから6個でOKでしょ?
その方がスキッピンもし易いと思うし・・・」って事でガイド交換。
ブランクの方はこれまで培ったあらゆるプリプレグを試し、プライパターンを吟味。
1アイテム毎に素材も設計も違うFD製法で煮詰めていきます。

こうして完成したFD TS2511L
チューブやノーシンカーをオーバーハングのピンスポットにスキップさせ、
抵抗の大きなチューブを軽快に跳ねさせ、中層の僅かな変化(バイト)を敏感に感じ取る。
岩盤ディープのドゥードゥリングやライトテキサスのスイミング、
スモールベイトやソフトベイトのジャーキングと、
アングラーのアイデア次第で様々な用途に使える王道とも言えるバッシングスピンになりました。
何気にFD最軽量のスペックとフローターロッドとして地味に人気のあるモデルです。
ちなみにこのロッド・・・昔をよく知る霞時代の友人達には大ウケでした。
「持った瞬間にツカケンプロデュースだと判りましたよ~」との事w
個人的にも一番気に入ってるスピニングモデルです。