個人的にハンドルノブの形状や材質が非常に気になる質です。
最近は色々な個性を持ったリールをテクニック毎に使い分けている方が多いと思いますが、気になるのはハンドルノブの形状。メーカーによっては勿論、モデルによってハンドルノブの形状が違うなんてのが普通になってきました。
しかし、ハンドルノブというのはアングラーとタックルを繋ぐインターフェース。凄く良いリールなのにどうもノブがしっくりこない、又はこっちのノブと同じのがついてればいいのに・・・。そんなストレスを解消出来ないものかと考えていました。
インターフェースであるノブを統一する事で、リールの個性や性能をより発揮しやすくなり、タックルを持ち替えた際の違和感を極力無くしたい・・・。そんな構想からハンドルノブをデザインしてみる事にしました。
”どうせやるならば、あらゆる可能性を考慮してとことん拘りたい…”という事で、まずは素材から。
以前使っていたラバーコルクの物は使っているうちに油分を吸収して表面がツルツル滑るように・・・。経年劣化や気温差でベタベタするような樹脂系もNG。という事で形状加工しやすく、色、硬度のバリエーションが豊富なEVAを採用。内部構造は軽量かつ高強度のアルミニウムを使い、高い精度で切削する事でガタがなく、非常にスムーズなハンドルノブを作る事が出来ました。
38mmという長さは大き過ぎず小さ過ぎず、クラッチリターンなどのトラブルが少ないのでシャローを軽快に撃ちやすく、普段は2本指でリトリーブコントロールしながら、ファイト時など力を入れてクランクする際は3本指でも摘める絶妙なサイズ感になっています。
形状は、断面が丸形の為、ソフトベイトやジグのようにロッドでアクションをつけて、余ったラインを巻き取るような断続的にタッチする場合でも、指の中で平たい部分を探すような無意識動作がなく、また先端部分がフランジ状に広がっている為、巻き物を使った際の巻き合わせでもすっぽ抜ける事がありません。
そして、せっかく多彩なカラーを表現出来るEVA素材ですので、カラーバリエーションにも拘ってみました。ポップで楽しいカモフラージュ柄5色をラインナップ。タックルを一目で見分ける為のアイコンにしてもよし、仲間のタックルと間違えないようにパーソナルカラーにしてもよしです。
ウッドランドカモ
グリーンカモ
マリンカモ
ブラックカモ
ラベンダーカモ
商品名はmibro3Cハンドルノブ。
・Control
・Concentration
・Confidential
の3つの”C”をコンセプトとしています。
ダイワ・シマノ共用
同梱しているメタルスペーサーとシムワッシャーによって両社の規格に調整出来ます。
(取り付けと調整方法についてはまた改めてご紹介します)
価格はハンドルノブ2個(スペーサー、シム入り)で¥3,500(税別)
6月の発売を予定しています。