月別アーカイブ: 2017年6月

3Cハンドルノブ取付その2

 

 

本日3Cハンドルノブの出荷を開始しました。

早ければ明日には店頭に並ぶお店もあるかと思います。

さて、前回ご紹介した取付方法ですが、肝心な部分が分かり辛いと、今回無理難題を聞いて下さったエンジニアの方からご指摘がありましたので、より簡単に精密に取付出来るようご紹介したいと思います。

先ずはパーツ展開から。

付属のメタルスペーサー→ベアリング→シム(大)→ノブ本体→ベアリング→取付ネジ→キャップ

(ダイワ用です。シマノの場合はメタルスペーサーが不要になります。)

メタルスペーサー、ベアリング、シムの順でハンドルにセットします。

3Cノブをセットします。

(ベアリングがタイトな場合は押し込むように)

ノブの穴にベアリングを落とし込んだら、シャフトの穴とベアリングの穴が重なるようにピンなどで調整します。

この時点でベアリングが奥まで入ってる必要はありません。

ベアリングの穴に取付ネジを落とし込んだら、サイズの合うドライバーでネジ込んでいきます。

ネジを締め込む力でベアリングを真っすぐ圧入していくイメージです。

奥まで締め込んだら、ノブを摘んで押したり引っ張ったりして、完全に奥までベアリングが入ってるか確認して下さい。

指で弾いて回してみてガタつきがある場合は取付ネジを一度外してシム(小)ハンドルシャフト根本に当たっているようならシャフトとスペーサーの間にシム(小)を入れて調整して下さい。

回してみて回転が渋いようでしたら、太めのピンやドライバーを当ててベアリングを軽く叩き込んでみて下さい。

全品組み上げ回転チェックを行っておりますが、モデルによってはノブとベアリングの間のシム(大)も外した方が良い場合があります。社外品のハンドルなどの場合はシムを追加した方が良い場合もあります。

シム調整とチェックが終わったらグリスアップしてエンドキャップを締めます。

一応丈夫な塗装を行っておりますが、コインなどの金属で締める場合は、ウェスなどを挟んで行った方が傷が入りにくいと思います。

 

一度使うと手放せなくなる3Cハンドルノブ、是非使ってみて下さい。

mibro 3C Handle Knob

¥3,500(税別)

全5色

 

3cハンドルノブの取り付け方法

いよいよmibro 3cハンドルノブが発売になります。

そこで、その取り付け方法といいますか、取り付けの簡単なポイントをご紹介したいと思います。

まず、3cハンドルノブにはダイワ用スペーサーと2種類のサイズのシムが3枚づつ付属しており、ハンドルノブ内に入っています。箱から出したらキャップを開けて、スペーサーとシムを取り出して下さい。

3cハンドルノブはシマノ・ダイワ共用ですが、取り付け方法が異なりますので、それぞれの手順をご紹介します。

まずはシマノから。

ノーマルのハンドルノブを外したら、取り付けネジ等を外しておきます。

このリールにはハンドルノブ内にベアリングが入ってないタイプだったので、交換ついでにベアリングを追加してみたいと思います。

ハンドルノブ内部に合うサイズのベアリングを4個用意します。

付属のシムのうち、大きい方のシムは軸側のベアリングの内側にセットします。

ピンセットや細い棒を使って真っすぐ底にハマるように入れます。真っすぐ入ってない場合、ベアリングに押されて変形したりするので、細心の注意が必要です。

シムが綺麗に収まったらベアリングを入れてみます。非常にタイトな作りの為、最初は硬いかも知れませんが、真っすぐ慎重に入れて下さい。

キャップ側も同様にベアリングを入れて下さい。硬い場合はポンチやプラハンマーで軽く叩くと入りますが、真っすぐ慎重に入れて下さい。

今回組み込んだCURADO70にはこの順番でシム調整をしました。

ベアリング→シム大x2→ノブ→ベアリング→シム小→取り付けネジ

シマノ社のリールにはこのスペーサーは使いません。

同じメーカーでも年代やモデルによって多少の違いはありますので、それぞれのベストセッティングを見つけて下さい。

 

次にダイワのリールへの取り付けです。

ダイワのリールも同じようにハンドルノブを外しますが、

シャフトの基部に薄く小さなシムがグリスで張り付いている場合がありますので、忘れずに取り外します。

シムを外したら、メタルスペーサーを取り付けます。

その後の手順はシマノと同じですが、径の大きい方のシムは必ず、ハンドルノブとベアリングの間に入るようにして下さい。

今回組み込んだアルファスAIRには、

スペーサー→ベアリング→シム大→ノブ→ベアリング→取り付けネジ

の順で、シムは大1枚しか使っていません。

スピニングについても各社同様の手順で取り付ける事が出来ます。

夏場でもベタつかず、雨天でもすっぽ抜ける事なく、非常に快適なハンドルノブが出来たと思います。

とてもカラフルで、タックルのキャラクターを決めたり、仲間内でパーソナルカラーを決める楽しさもあるのではないでしょうか。

週明けには検品作業も終わり、出荷作業に移行出来ると思いますので、是非試してみて下さい。

mibro 3C Handle Knob (2個入り)

#ウッドランドカモ

#グリーンカモ

#マリンカモ

#ブラックカモ

#ラベンダーカモ

¥3,500(税抜き)