リールシートパーツについて

Nomadの特徴的なパーツでもあるリールシートのグリーンのパーツ(名前はありません)。

これが外れて(脱落して)しまう・・・というご報告をいくつか頂きました。

私共の方でも確認させて頂きましたが、どうやらこの異常な高温多湿によってパーツが柔らかくなってしまい、接着面が剥がれてしまうという状態のようです。

この場合の再接着の方法についてお問合せを頂きましたので、ご紹介させて頂きます。

まず、剥がれた部分のリールシート側に瞬間接着剤(ゼリー状がおすすめ)を塗布し、パーツを乗せてだいたいの位置決めをします。

位置が決まったらパーツの真ん中辺りを指で強く押して、パーツの底面がリールシートの凹み部分に密着するように圧着します。

このまま数十秒、瞬間接着剤の硬化を待って完成です。

このパーツはリールシートメーカーの純正ではなく、mibroオリジナルのパーツの為、後から接着という方法を取っています。

なぜこのパーツを作ったかといいますと、このリールシートのテスト時、トリガー前の部分が細すぎる為に指の一か所に負担が掛かり、長時間のキャストでは指が痛くなる事がありました。しかし、このリールシートの握りやすさ、コントロールのし易さは抜群であった為なんとか使えないかと凹み部分をゴム板などで埋めてみた所、長時間の使用でもトリガー部分の拘束感はなくなり、とても扱いやすいリールシートになりました。

そこでこの部分を埋めるパーツを作る事にして、どうせならこの部分にカラフルな色をつけて見た目も楽しくしようと考えました。

そんなこんなで開発したリールシートのパーツですが、外れてしまったとのご報告にはただただ申し訳ありません。

現在接着方法や素材の見直しなど、対策方法に急ぎ取り掛かっておりますが、現在お持ちのロッドでパーツが外れてしまったという方は、暫くの間この方法にてご使用くださいますようお願い申し上げます。

また、いつのまにか脱落して紛失しまったという方がおられましたら、誠にお手数ですが弊社までご連絡下さい。現行パーツでの対応となりますが無償にてお送りさせて頂きます。

ご迷惑をお掛けして誠に申し訳ございません。

 

mibro代表:塚本謙太郎