Name is “FURY”

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永きに渡って「開発中」という札を貼っておりましたmibro新型クランクですが、ようやく世に出せる段階になりました。

開発に時間を掛けたから良いとか、プロトをたくさん作ったから良い等と言うつもりはないのですが、こまかいところがどうしても気になってしまう性分な為か、本当に長い時間が掛かってしまいました。

いつものように先ずはウッドでコンセプトモデルを作って実釣テストを行い、それを基に樹脂製の切削モデルを何度も何度も作りながらのトライ&エラーにビルド&スクラップ。一見二度手間に見えるこの工程、実は自分の脳内イメージをアウトプットするのに一番合ってる方法なのです。(なので時間が掛かる・・・)

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そんなこんなでようやく正式なお披露目となりました新型クランクベイト、

名前は”FURY”(フューリー)と付けました。

FURYは対カバー用のシャロークランクベイト。

ボリュームのあるボディと、大きなスクエアリップが特徴です。

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バレットヘッドと比べて、同じ55mmレングスながらかなりでっぷりと太ったボディ形状です。

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これはカバー攻める上でとても重要な事で、

”カバーを攻める”為には魚をカバーから引き剥がせる太いラインと強いロッドが不可欠です。

そんな強いタックルでカバー奥のピンスポットへキャストコントロールするには、強いロッドを曲げるだけの重さを持ったルアーが必要となります。

しかし、単に重いルアーでは浮力が足りずにカバーにスタックしてしまいますので、ボディ内に大きな空気室を持たせ、カバー回避に必要な充分な浮力を確保する、つまりキャストコントロールし易くて、スタックし難いボディ形状なのです。

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そして大きなスクエアリップが強く重いバイブレーションを生み出し、同時に前後#4の大きなフックをカバーからガードします。

FURYはバレットヘッドと同じくサイレントモデル。しかし、このリップとボディによってアクション時の波動はとても大きく、ブルブルと強い振動で周囲にアピールします。その為かバイトはとても強烈で、ビッグバスに丸呑みにされる事もしばしばです。

fury x onga2

軽快なバルサボディでは出す事が難しい、重い低周波の振動と、正に怒り狂うような強烈なアグレッションバイトこそが”FURY”の名の由来なのです。

また、テストに参加してくれたアングラー達の殆どから聞かれたのが「見た目よりずっと軽い巻き心地」でした。

これだけ丸々したボディと大きなスクエアリップでは、さぞ抵抗も大きかろう・・・と思いの方が多いと思いますが、このFURY、ハイギアリールでも結構軽快に泳いでくれます。アクション軸の大きなワイドウォブルで軽く巻けるというのは荒天でのクランキンにおいてもリズムを失い難く、コンセントレーションを保つ上で重要な要素だと思います。

そして、この手の(スクエアリップ)クランクベイトは「ウッドカバーにはめっぽう強いが、ウィード相手にゃ分が悪い」というイメージを持ってる方も多いかと思います。しかしFURYはリップのデザインと絶妙なウェイトバランスによりウッドカバーやロックエリアはもとより、湖底のウィードをヌルヌルと抜けてくるのが得意です。

この2点、実はとても拘った部分で、「カバークランクをプラでやる!」と決めた時から、単に”ウッドと違いブツけても失くしても怖くないクランク”というだけではなく、これまでのウッドクランクにはない特長をいくつも兼ね備えた物を作ろうと思っていました。

でも使い方はあくまでもシンプルに。難しい事は抜きにして、強風の中でもビューンと投げれて、グリグリグリ~と巻いて来たらド~ン!と釣れる。そんなルアーになってくれたと思います。

fury x toru

 

長くなったので続きはまた明日、

さらに詳しいスペックやカラー等をご紹介したいと思います。