いよいよ今週末はキープキャストです。
毎年名古屋で開催されるこのイベントに、今年もNorth Fork Compositesさんと一緒に出展させて頂きます。
弊社mibro&KTWLURESとしては、先日発表させて頂いた新型クランクベイト”FURY”と、
ご好評頂いております”コブラチャター”を展示させて頂きます。
まあ既に発表してしまってるネタなので、新鮮さには欠けますが・・・
しかしウチとは逆にNFCのロッドの方は新鮮ネタでフレッシュ満載です。
今春発売となりますJ-Custom2.0の追加機種をどどんと3機種展示します。
まず1本目は精密キャストと取り回しの良さがウリの近接スペシャリテ、”CQR-60M”。
6ftのブランクスと180mmのショートグリップで構成される近距離カバーでの操作系ロッドです。
開発時はじゃじゃ馬だのなんだの言われたロッドですが、僕個人としてはシングルハンドでビシバシキャストが決まり、バットパワーも強いので、レンタルボートなどでリザーバーを釣るような釣りに欠かせないロッドのひとつです。
トップウォーターやダーター、フローティングミノーのようなスラックラインを捌く釣りから、ジグやノーシンカーリグを滑り込ませる釣りまで。とにかく狭い場所にバシバシ撃ち込んでいくロッド。
片手でキャスト出来る人には非常に使いやすいモデルになってると思います。
お次は”PFR-610ML”、近年のタフ化が進むシャローウォーターで、ライトライン、軽めのリグを操作する為のベイトタックルです。
NFC社が誇る最新高弾性ブランクスnextHMを使ったPFRシリーズのフィネス版にあたるこのロッド、6~10lbという細いラインを使用し、軽いルアーでソフトなカバーへのタッチを感じる為、可能な限りの軽量化を施しました。
そのウェイト、6ft10inの長さにして109g。
とはいえ、よくあるパリッパリの薄巻きブランクではなく、NFCロッドの魅力のひとつである超高圧による厚巻きのモッチリトルクフルブランクです。
フィネスを謳う以上、繊細なのは当たり前、軽いのも当たり前なのですが、このロッドは何より強いです。
エキストラファーストなテーパーが生み出すシャープなフッキングレスポンスと、NFCロッド特有の柔軟でパワフルなトルクを体感出来ます。
シャローのスモラバや小さ目のノーシンカーやバックスライドリグ。重めのネコリグやドロップショットリグなど、ベイトで使うには軽いけど、キャストコントロールや手返しの良さを重視したいカバー周りのフィネスアプローチ専用ロッドです。
最後はこれまで最も難産だったフワ系スピニング、”SSR-64L”。
ジグヘッドリグやノーシンカーリグなどを用いて中層を釣って行く為のスペシャルロッドです。
張らず緩めずの状態でレンジをキープしたり、誘いを掛けたりする釣りはいわゆる”ノー感じ”になりやすいのが特徴です。でもだからといって悪戯に感度を上げてしまうとシェイクがし難く、リグを一定層に保つのが難しくもあります。
そんな中層の釣りに特化したロッドを作ろうと、J-Custom2.0の開発当初から色々とテストしてきましたが、長い時間を経てようやく正式発表出来るようになりました。
そんな長い長い紆余曲折を是非キープキャスト会場で聞いて頂けたらと思います。
そして今年のキープキャストでは、昨年から進行中の新たなプロダクトラインもチョイ見せさせて頂こうと思っております。
とはいえ、まだまだテスト段階で、発売時期とかも全然未定なのですが、こんなのもやってるよ~!って部分をお見せして、皆さんのご意見を聞かせて頂きたいと思ってます。
そんな訳で、今週末は名古屋キープキャストで皆さんのお越しをお待ちしております。