今回のヴァルター発売後に頂いた質問に、
「スペックルドシャッド?、ルートビアですか?」というのがありましたので、
今回はそれらのカラーの特徴や由来を紹介しようと思います。
まず今回のご質問にあったスペックルドシャッドはこういうカラー。
カーキ系のバックにブルーパール、そして名前の由来となった黒いSpeckle(斑点)が散りばめてあります。
対してルートビアというのはこういうカラーパターン。
パール、もしくはチャートのベースにオリーブやブラウン系のバックにグリーンのラメが散らした物を言う場合が多いです。
さて、ここでルートビア(Rootbeer)とはなんぞやって話しなんですが、
Rootbeerはアメリカやカナダなんかでよく売ってる飲み物です。
見た目はコーラだかウーロン茶だかって感じの赤茶色に泡がてんこ盛り。
味はそう、なんていいますか湿布でも飲んでるみたいな(湿布飲んだ事ないけど)クセの強い飲み物です。
何とも不思議な味のする飲み物ですが、とっても栄養があるのかも知れません。
結構人気があるのか色々な銘柄であちこちに売ってます。
ちなみにルアー以外にもルートビアと呼ばれるカラーはあるようで、
ハーレーのこんなカラーもルートビアと呼ばれるそうです。
つまりルートビアというのは赤茶色の事。
この背中の赤茶色のスプラッシュの部分がルートビアな訳です。
ルアーのカラーパターンとしてのルートビアにはもうひとつの特徴があるのですが、
それがこのグリーンのラメラメ。
ルートビアパターンを塗る時、このグリーンラメを全周に吹きつける事で完成となります。
ちなみにルートビアと名のつくカラーパターンがもうひとつあります。
マスタード&ルートビアというカラーです。
これのどこがルートビアかというと・・・
この背中の茶色いラインがルートビア。
このカラーパターンもまた非常に人気の高いカラーです。
こうして見るとルートビアとスペックルドシャッド、だいぶ違いますね。
今後はこのパターン、スペックルドシャッドで覚えて頂けたらと思います。