B-7midリリース

久々のKTWLURES新作です。

以前9月頃にはとインフォメーションしていたにも関わらず、色々あって大幅に遅れておりましたB7mid(ビーセブンミッド)ですが・・・

ようやく最終工程に突入致しました。ww

まもなく出荷体勢に入れるかと思います。

今回のB7mid、ご覧のようにB7のミッドダイバー版。
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*シャローモデルのB7(右)に比べ、大きく長いリップが外見的特徴です。

しかしB7midの最大の特徴はリップの長さよりもボディ素材にあります。
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*バルサ製ボディのB7(左向き)と、レッドシダーボディのB7mid(右向き)。

当初、バルサボディでのプロト製作とテストでスタートしたB7midですが、テストを進めてまもなく、レッドシダーボディに変更する事を決めました。
理由は単純に素材の比重。
軽量なバルサボディはシャローにおいて浮力とレスポンスに優れるものの、水圧の掛かる深い水深においては軽量ゆえに水を押し切れず、タイトなアクションになってしまう事があります。これをウチでは「水に押し返される」と呼び、ボディの持つ流体性能を比重が生かし切れてない状態と判断しています。もちろんバルサの浮力を活かしながら、キビキビと巻き感の軽いディープダイバーを作る事も可能ななのですが、今回の狙いはあくまでB7サイズのボディを、2m弱の水深で、アンマ機のような激振バイブレーションさせる事でしたので、ここは速い段階でボディ素材を変更したという訳です。

レッドシダーボディに変更したB7midプロトは、狙い通りウィードや冠水植物の中でも強烈に振動を響かせ、カバーを掻き分けていきました。

・杉や松系の木材を硬化させる特殊なシーリング処理による丈夫なボディは、突然のビッグフィッシュをものともしません。

・ロッドに伝わるアンマ機のような強烈な振動が、水温の低下した晩秋や冬場、春先において、ビッグフィッシュを呼ぶ重要なトリガーとなるでしょう。

・カラーは5色

・コッパーグリーンシャッド
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日本に多いステイン~クリアな水質において、安定した釣果を誇ります。

・サワーグレープ2013_1101_134949-IMG_2120
チャート&シルバースケールボディにグレープバック、オレンジベリー。雨天時はもちろんですが、意外にもクリアウォーターで実績が高いカラーだったりします。

・チャートギル
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JFLCC名古屋イベント、漁師クランクDEEP以来、久々に登場のチャートギル。
晴天時のギルイミテートとしては勿論、ブラウンバックチャートとしてプリスポーン期にも釣果報告の多かったカラーです。

・グリーンナスティ
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プランクトン濃度が下がり、クリアな水質になってくると有効なカラー。逆に、常にクリアな山上湖などでは年中効果的なカラーとも言えるかもしれません。

・アラバマレッドクロー
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シャッド系と同様にプロ達から最も要望が多いカラーがクローフィッシュ系。特に蛍光オレンジ+赤いグラデーションにブルーパールバックパターンとして多くのフォロワーを生んだアラバマレッドクローは、ウチで最も多く作っているカラーかもしれません。

KTWLURES/B7mid

65mm(ボディ)  15g±
6~7ft Ave.depth
OWNER ST-36BC #4

テストロッド
     近距離:J-Cutom2.0 TCR-610M
     遠距離:J-Cutom2.0 PCR-71MH

*価格:¥2,800(税別)
再来週頃のデリバリー開始予定です。