月別アーカイブ: 2013年11月

塊2013

今月末に延期開催が決まったBasser Allstar Classic2013。
その会場に毎年出展しております、インディーズビルダー集団「塊(カタマリ)」ブースで販売するルアーのご紹介です。

実は結構前から「何出すの?」「予算の関係があるから教えて」とか多数のお問い合わせを頂いており、「まま、楽しみにしててくださいね~」とかすっとぼけてたんですが、そろそろ面倒日程も近くなってきたので、ご紹介申し上げたいと思います。

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まずは、あまりリリース回数が少ないといつもお叱りを受ける”漁師シリーズ”より「the漁師Crank HF」。
大柄ボディの漁師クランクサイズに、高浮力バルサボディを使用した漁師クランクHFは、これから寒くなる季節の中でシャローに残った一発大物を狙うフルサイズカバークランクです。
カラーはコッパーグリーンシャッドとマッドブラザーの2色。
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お付き合い頂いてるプロフェッショナル達からの要望が多い2色が明滅系シャッドカラーとクローフィッシュの2色なんですが、今回は久々にアラバマレッドクローではなく、オリーブ色の背中のマッドブラザーにしてみました。

そして、最近海外からの問い合わせが非常に多い「オリジナルRodioDrive」のホイルベースOYシャッド「OYホイル」です。
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ストリームデザイン社との共有カラーであるOYシャッドシリーズのホイルベースは、レッドシダーボディでロングキャストの利くロデオにぴったりのカラーかも知れません。自画自賛になりますが、思った以上にハマりましたww
アフタースポーンのリザーバーで、水面近くをクルーズするグッドサイズをロングキャスト&ファーストリトリーブで狙っていきたいです。

「B7 サンバースト」
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元々は昔、友人にプレゼントする為に少量作ったカラーだったのですが、今回久々に、そして少し多めに用意してみました。
太陽光に怪しく反射するバルサ材のきらめきと、くっきりとしたシルエットのコントラストが”意外に使える色”になってます。

それから、以前リリースしたGooseneckMRのボディの余り(製作時、リップが少し足りなくなってボディが余ってしまったのですww)にRodioDrive typeCのリップを付けたイレギュラー品をほんの少しだけ作りました。
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このボディとこのリップの組み合わせ、奇しくも数年前土浦で販売した”名無しのフラットサイド”と同じ仕様に・・・。ボディ素材は違いますが、とても懐かしい仕様になりました。
アクションは現行Gooseneckのハーフラウンドらしい、しっかりと水を掴む泳ぎではなく、コフィンならではの水が抜けるシャラシャラとした泳ぎに変わっています。個人的にはこの「Gooseneck typeC」、たまに作ってもいいかも・・・という感じですww
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ちなみに数はほんの少ししかありません。あくまでイレギュラー品ですので、「アンタも好きね」と言われたい方だけどうぞww

その他、mibroカッティングデカールを先行発売します。
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ヘアラインシルバーベースのメタルカッティングデカール。
ちょっと大きいのは車のリアガラスやバスボートのキャノピーに。小さいのはタックルボックスなどに。
小さいのは左右反転の物もありますので、車のサイドガラスやボートのストライプ上に左右対称で貼って頂けます。

あとは、おまけとか色々考え中ですので、是非お楽しみに。

B-7midリリース

久々のKTWLURES新作です。

以前9月頃にはとインフォメーションしていたにも関わらず、色々あって大幅に遅れておりましたB7mid(ビーセブンミッド)ですが・・・

ようやく最終工程に突入致しました。ww

まもなく出荷体勢に入れるかと思います。

今回のB7mid、ご覧のようにB7のミッドダイバー版。
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*シャローモデルのB7(右)に比べ、大きく長いリップが外見的特徴です。

しかしB7midの最大の特徴はリップの長さよりもボディ素材にあります。
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*バルサ製ボディのB7(左向き)と、レッドシダーボディのB7mid(右向き)。

当初、バルサボディでのプロト製作とテストでスタートしたB7midですが、テストを進めてまもなく、レッドシダーボディに変更する事を決めました。
理由は単純に素材の比重。
軽量なバルサボディはシャローにおいて浮力とレスポンスに優れるものの、水圧の掛かる深い水深においては軽量ゆえに水を押し切れず、タイトなアクションになってしまう事があります。これをウチでは「水に押し返される」と呼び、ボディの持つ流体性能を比重が生かし切れてない状態と判断しています。もちろんバルサの浮力を活かしながら、キビキビと巻き感の軽いディープダイバーを作る事も可能ななのですが、今回の狙いはあくまでB7サイズのボディを、2m弱の水深で、アンマ機のような激振バイブレーションさせる事でしたので、ここは速い段階でボディ素材を変更したという訳です。

レッドシダーボディに変更したB7midプロトは、狙い通りウィードや冠水植物の中でも強烈に振動を響かせ、カバーを掻き分けていきました。

・杉や松系の木材を硬化させる特殊なシーリング処理による丈夫なボディは、突然のビッグフィッシュをものともしません。

・ロッドに伝わるアンマ機のような強烈な振動が、水温の低下した晩秋や冬場、春先において、ビッグフィッシュを呼ぶ重要なトリガーとなるでしょう。

・カラーは5色

・コッパーグリーンシャッド
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日本に多いステイン~クリアな水質において、安定した釣果を誇ります。

・サワーグレープ2013_1101_134949-IMG_2120
チャート&シルバースケールボディにグレープバック、オレンジベリー。雨天時はもちろんですが、意外にもクリアウォーターで実績が高いカラーだったりします。

・チャートギル
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JFLCC名古屋イベント、漁師クランクDEEP以来、久々に登場のチャートギル。
晴天時のギルイミテートとしては勿論、ブラウンバックチャートとしてプリスポーン期にも釣果報告の多かったカラーです。

・グリーンナスティ
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プランクトン濃度が下がり、クリアな水質になってくると有効なカラー。逆に、常にクリアな山上湖などでは年中効果的なカラーとも言えるかもしれません。

・アラバマレッドクロー
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シャッド系と同様にプロ達から最も要望が多いカラーがクローフィッシュ系。特に蛍光オレンジ+赤いグラデーションにブルーパールバックパターンとして多くのフォロワーを生んだアラバマレッドクローは、ウチで最も多く作っているカラーかもしれません。

KTWLURES/B7mid

65mm(ボディ)  15g±
6~7ft Ave.depth
OWNER ST-36BC #4

テストロッド
     近距離:J-Cutom2.0 TCR-610M
     遠距離:J-Cutom2.0 PCR-71MH

*価格:¥2,800(税別)
再来週頃のデリバリー開始予定です。