イミテーション

アメリカには多数の小魚が生息している訳ですが、その殆どは日本には居ない種類のもの。
しかし、我々バスアングラーはルアーのカラー名を通してその名前や存在に遠からず触れてきました。
”テネシーシャッド”なんかはその最たるもので、日本の殆どのアングラーが生きたテネシーシャッドを見た経験もないのに、その存在を知り、それをイミテートしたカラーリングのルアーを思い浮かべる事が出来ます。

他にも有名なところでは、スレッドフィンシャッド、アルワイフ(エールワイフ)、アーカンサスシャイナーなど、ルアーのカラーラインナップのアイコン化している小魚も多く居ます。

さて、近年とても多く目にする事が多くなった、背中がブルーでサイドに黄色やゴールドのラインが入ったカラー・・・
そうアメリカ最強のバスプロをしてセクシーなシャッドと評され、今や多くのメーカーが殆どラインナップに入れているカラー・・・。
そのモデルとなったのが”ブルーバックヘリング”という魚です。
「ヘリング」つまり「鰊(ニシン)」の一種なんですが、栄養価が高くてものっすごくウジャウジャ居ますので、バスのメインベイトのひとつとして広く認知されているようです。

そんな小魚界の人気者を今回イミテートしてみました。

イメージとして一番強かったのが、群れになって泳いでる時のギラギラしたイメージ。
ルアーという基本単体で泳ぐ物でフィッシュイーターの捕食スイッチを入れるには、結構強いフラッシングが必要になる場合があります。

油が浮いたような虹色の極彩色による複雑な反射光。

特徴的なブルーバックとショルダーのゴールド。

これらを自分なりにイミテートして形にしてみました。
もちろんルアー的なディフォルメは加えています(そもそも形が全然違うので)。

晴天日中の強い太陽光を受けて、ギラギラ逃げ惑うベイトのイメージで使ってみてください。

「ブルーバックヘリングって日本に居るの?」という突っ込みはスルーしますww