実は漁師クランクには2人の妹(?)がいます。
一つはウチの原点でもあるB7の流れを汲むラウンドクランク。
もう一つは新規形状、新規サイズのフラットサイドクランクです。
この3種類は、ウチの新規フォーマットとして同時に開発をスタートした3兄弟とも言えるモデルです。
ウッドルアー並みのハイレスポンスと空力デザインによる優れた飛行姿勢、豊富なカラーバリエーションとボディ強度をテーマに、明確なバイブレーションなのに軽く巻ける、超低速域から高速域まで幅広く対応するマルチスピードクランクベイトシリーズとして展開予定です。
ラウンドモデルのプロトでは、初期切削モデルのテスト中にいつもテストしている近くの川で、十数年ぶりにバスを釣りました。
ビニール用の接着剤を使った仮組み状態のモデルだったので、壊されないように焦りながらとても慎重にランディングしたのをよく覚えています。
その後3モデルは各地で色々なフィールドを経験をインプットしていきます。
中でもラウンドモデルの汎用性は非常に高く、リップラップや各種ウッドカバーは勿論の事、ハーフラウンドリップはウィードの抜けもよく、また何もない中層を流していてバイトが多いのは単純にルアーの力だと思うのです。
リップラップやテトラ周りにおいても、キャストミスしても壊れ難く、リップが削れ難いのでガンガン攻めていく事が出来ます。
漁師クランク同様、クラス最高の巻き感と使い易さを目標に、来春発売に向け最終段階に突入です。
詳細はまた追って発表させて頂きます。