日別アーカイブ: 2018年11月10日

カラーに対する拘りとタックルマッチング

昨日のエントリーに色々なご意見を頂きましたので、mibroのカラーに対するスタンスを語っておきたいと思います。

ルアー選びで重要なファクターにはレンジ(水深)、ボリューム(動きやボディサイズ)、音、色などがありますが、やはり最も重要なのはレンジで、次にボリュームや音になり、最後に色、という事になると思います。

実際色が占める割合は1割程度で、色を決める前にアプローチの9割は決まっていると思います。

しかし、残り1割というのはとても大事だと思う人も居ると思います。

魚の居る水深にルアーを送り込み、その日の条件に合ったボリュームと音で魚を誘い出し、今正にバイトの瞬間に色が気に入らず蹴られたり、カバーや他の魚との牽制で見失ったり、という事もあると感じています。

実際に複数の釣り人で並んで釣りする場合、同じルアーを使っていても明らかに特定のカラーへのバイトが多いという経験をした人も多いと思うのです。

また、トップウォータープラグで釣りをしていると、他のカラーにはモソッと咥えるようなバイトが多いのに、その日の当たりカラーにのみ激しく飲み込むようなバイトをしてくる時があります。

たかが1割ですが、されど1割。

カラーの違いはバイトの深さとして現れる事が多いのです。

もし、その日最高だと思うスポットで釣りしていて、

バイトが無いならルアーをチェンジ。

バイトはあっても乗らないならカラーをチェンジしてみて下さい。

案外それで全く違う答えが出るかもしれません。

 

レンジとボリュームと音とカラーの全てがマッチすれば、きっとあのデッカイ口にルアーがすっぽり飲み込まれてしまうのではないでしょうか。

しっかりカラーも考察して、是非こんな丸飲みバイトを味わってみてください。

 

さて、他にも頂いたご質問に漁師クランクの使用タックルというのがありました。

漁師クランクは見た目に反して非常に巻き抵抗が小さい事から、専用のタックルを必要としません。

なので、ダム湖やシャローカバーのバンク撃ちのように、近距離キャストで攻めていく場合はミディアムクラスのタックル、具体的にはNomad C-68Mやテスト中の巻物ロッド(ミディアムパワー)でテストを行ってきました。

また、フルキャスト中心のビッグレイクでは、飛距離を稼げる、感度が良くてウィードをほぐし易い、ノリが良くてトルクフルなのでデカバスが来ても安心、という理由でC-72MHを使っています。

オカッパリで使用する場合もMHクラスの7ftオーバーが使いやすいと思います。

リールは巻き抵抗が小さいので8:1のハイギアでも普通に巻けますので、速めのギア比で巻き強弱を入れたアクション(クリアレイクで有効)でも良いですし、ローギアでステディリトリーブでも良いと思います。

ラインはあまり細くする理由がないので14lb以上を使っています。

 

mibroプロスタッフの良忍和尚が房総のダム湖での漁師クランクの使い方を紹介してくれています。

参考になれば幸いです。