年別アーカイブ: 2015年

Pitchin’ Flip Rodでワイドオープンエリアを。

North Fork Composites     J-Custom2.0  PFRシリーズが正式発表になりました。

http://nfcjapan.exblog.jp/21384512/

それに伴いPFRのご質問も増えて参りましたので、僕なりのPFRシリーズの使用感や使い分けを何回かに分けてご紹介します。

「PFR」はPitchin’ Flip Rodの略、つまりジグやテキサスをカバー周りにフリップする近距離用ロッドという事になるのですが、実は71MHと71Hではベンディングの特性が大きく異なるセッティングになっています。

2015_0629_150420-IMG_2329

71Hの方はレギュラー気味のファースト。重めのジグやテキサスをフリップして、リフト&フォールする為に少し強めのティップを持ちます。ティップでリグを操作し、ベリーで食い込ませるイメージです。56lbのPEラインで3/4~1ozシンカーでブッシュやウィードに滑り込ませるようなハードな釣りでも快適にフリップし続ける快適さと、突然のバイトもしっかり吸収して食い込ませるノリの良さ、溜めておけば魚を浮かせるド級のトルクを併せ持っています。軽さや感度ばかりではなく、スムーズでトルキーなベンディングを併せ持つ高次元な高弾性ブランクnext HMの真骨頂を体感して貰えるロッドです。

71MHはソフトなティップセクションを持つEXファーストアクション。軽量なリグやノーシンカー、バックスライド系のリグでカバーを攻めるのに不可欠な、より日本的なセッティングを施したパワーフィネスピッチングロッドです。71Hがヘビーウェイトを使ったリアクションの釣りなら、71MHはゆっくりとしたフォールで誘うフィネススタイル。さらに食い込みのよいティップから急激にパワーバンドに達する超掛け調子ながら、ベンディングは一点の淀みなくあくまでスムーズ。様々な角度からのキャストになんなく追従し、ムチのような反発力でカバーの奥の奥までリグを滑り込ませます。

もちろんそれだけの事にシリーズ最長となる年月を費やした訳ではありません。HMブランクの特長を最大限活かした、ワイドオープンエリアの中層リトリーブを行う為のレングス、テーパー、バランスを追求したセッティングを模索してきました。

HMブランクの特長はなんといってもその反発の強さ。圧縮したスプリングが解放されるようにベイトを弾き飛ばします。そして高弾性カーボン特有の軽さと感度は、ノー感じになりやすい中層の釣りにおいて、僅かな抵抗や水流、グラスへのタッチといったインフォメーションを正確に伝えてくれます。そしてHMは高弾性でありながらキンキンと弾かず、モッチリと粘りバイトの衝撃を緩和し、違和感を殺します。根掛かり時のライン鳴りの少なさがその証拠だと思います。

数年に及ぶテストを経た現在、オカッパリでの使用ロッドとして非常に登板回数が多いのが71MH。比較的大きなサイズが狙える河川やダムで、スイムジグやチャターベイト、スピナーベイトや大型ミノー、そしてノーシンカースティックベイトなどを使うパワーゲームに使用しています。

2015_0702_153849-IMG_2349

ボートフィッシングであればこの手の釣りはUTRシリーズで行う事が多いのですが、対岸まで飛ばすキャスタビリティ、遠くの中層を感知するセンシティビティ、フルキャストした先でのフッキングレスポンス、流芯から一気に引き剥がすトルクとレングスで71MHを選ぶ事も多いです。

2015_0702_144514-IMG_2346

 

ウェストボックスの中身はこんな感じw

2015_0702_153939-IMG_2351

プラグは飛距離の出る”スーパーチナイ(NLW)”や、ジャークではなくゆったりとした波動を出すクランキンミノー”グッピー(ストリームデザイン)”。プロトのチャターベイトや”クランキンジグ(NITTI BAIT)”、マルチプライヤーにフックシャープナー、フックにスナップにヤマセンコー(GaryYAMAMOTO)とかなり少なめですが、短時間の釣行ばかりなのでこんな感じです。

2015_0702_153923-IMG_2350

クランキンジグ(NITTI BAIT)のトレーラーはこんな感じ。スイムベイトとパカチャンク、偶にグラブを使う時もあります。スイムベイトやチャンクのテールの振動、ノーシンカーセンコーのただ巻きウォブルを感じながら巻けるのは正直かなり楽しいです。

長年ロッド作りの仕事に携わってきましたが、HMブランクとの出会いは衝撃でした。ただ、非常に高価な素材でもあるので市場でコンプリートの竿を見る事は殆どありません。なんとかHMのブランクの良さを伝える事が出来ればとテストを重ね、ようやく形にする事が出来ました。是非皆さんにも初めて僕がHMブランクを使った時と同じ感動を味わって欲しいです。これまでの高弾性ロッドに対するイメージは全てぶっ飛ぶと思います。

新リール導入

2015_0611_120950-IMG_2320

これまで14lb以下の細いラインを使うような釣り、またタイニークランクやスモールプラグ、ライトテキサスやジカリグなどにはアルデバランを使ってきた訳ですが、だいぶくたびれてきた為に買い換え機種を探して色々模索してました。

春のフィッシングショーやショップさんで触らせて貰ったのは勿論、友人知人が所有しているのも含め、色々借りて試してみた所、「やっぱりコレが良さそう」と決断したのがこのアルファスSVです。

アルファスSVはパワーフィッシング(巻物)やカバーゲームのメインで使ってるTATULAに比べると軽量でコンパクト、回転初速も軽やかで、軽量ルアーなどを近距離で使うのに適したリールです。

勿論ベイトフィネスやビッグベイトにような釣りには、もっと専門的な機種が必要だと思いますし、その視点で見ると一見中途半端な機種にも見えるのですが、近代バスフィッシングの中核って、案外この「フィネス一歩手前」が重要だったりするんですよね。

2015_0611_122926-IMG_2322

このリールのウリでもある”SVスプール”。

とても軽やかな立ち上がりと、ライントラブルの少ないストレスフリーなスプールで、ラインを巻く量で回転特性を変えれるので、カバー撃ち系の釣りでは少な目に巻いてトラブルフリー。巻物の釣りではめいっぱい巻いて充分なライン量を確保と、案外汎用性の高いシステムだと思います。

もうひとつ気に入った部分がここ。

2015_0611_124546-IMG_2324

近年のリールの大型化するギアボックスは確かに低くコンパクトな見た目なのですが、3フィンガーでしっかりパーミングする人にとっては「中指どこに置いたらいいの?」って事が結構あると思います。ボコッと飛び出たギアボックスはエッジが指に当たって痛かったりして、最適なホールド姿勢を求めてあれこれリールを持ち直すはめになりますが、このリールはこの辺りがとってもスムーズ。

長時間パーミングし続ける巻きの釣りや、ジャークベイトやトップウォーターなどロッドワークを駆使する釣りでも快適です。

2015_0611_130536-IMG_2326

選んだ機種は左右どちらも105SHのハイギアモデル。

右ハンドルはTCR610Lに組んでフラットサイドやタイニークランク、スモールサイズのシャッドなどの巻きの他、

JPR65Lに組み合わせて軽量トップや小さ目のジャークベイトなどに。

左ハンドルモデルはUTR68MHやJC1.0MB675などに組み合わせて得意のフォールクローのライトテキサスやジカリグなどの軽量リグの他、ファットイカなどのノーシンカーバックスライド系、ヘビダンなどブレイクラインやボトムカバーのセンシティブな釣りに。

UTRシリーズはスピナベやバズ、チャターなどのワイヤー系パワーフィッシングのイメージが強いと思うのですが、実はテクニカルなソフトベイトにも最適で、ローカーボンブランク+短いグリップによるバランスと取り回しの良さで、カバー周りのテクニカルな釣りも得意なのです。

こんな「フィネス一歩手前」の立ち位置にあるアルファスSV、実は日本のシャローフィッシングのド真ん中にあるリールじゃないかと思います。

値段も安いのがまた魅力ですね~ww

ルートビア?

今回のヴァルター発売後に頂いた質問に、

「スペックルドシャッド?、ルートビアですか?」というのがありましたので、

今回はそれらのカラーの特徴や由来を紹介しようと思います。

 

まず今回のご質問にあったスペックルドシャッドはこういうカラー。

2015_0531_143715-IMG_2317

カーキ系のバックにブルーパール、そして名前の由来となった黒いSpeckle(斑点)が散りばめてあります。

 

対してルートビアというのはこういうカラーパターン。

2015_0531_143202-IMG_2311

 

パール、もしくはチャートのベースにオリーブやブラウン系のバックにグリーンのラメが散らした物を言う場合が多いです。

さて、ここでルートビア(Rootbeer)とはなんぞやって話しなんですが、

Rootbeerはアメリカやカナダなんかでよく売ってる飲み物です。

rootbeer

見た目はコーラだかウーロン茶だかって感じの赤茶色に泡がてんこ盛り。

味はそう、なんていいますか湿布でも飲んでるみたいな(湿布飲んだ事ないけど)クセの強い飲み物です。

何とも不思議な味のする飲み物ですが、とっても栄養があるのかも知れません。

チコの実

 

結構人気があるのか色々な銘柄であちこちに売ってます。

ちなみにルアー以外にもルートビアと呼ばれるカラーはあるようで、

rootbeer hd

 

ハーレーのこんなカラーもルートビアと呼ばれるそうです。

つまりルートビアというのは赤茶色の事。

この背中の赤茶色のスプラッシュの部分がルートビアな訳です。

2015_0531_143336-IMG_2312

 

ルアーのカラーパターンとしてのルートビアにはもうひとつの特徴があるのですが、

2015_0531_143412-IMG_2313

それがこのグリーンのラメラメ。

ルートビアパターンを塗る時、このグリーンラメを全周に吹きつける事で完成となります。

 

 

 

 

 

ちなみにルートビアと名のつくカラーパターンがもうひとつあります。

2015_0531_143500-IMG_2314

マスタード&ルートビアというカラーです。

これのどこがルートビアかというと・・・

2015_0531_143512-IMG_2315

この背中の茶色いラインがルートビア。

このカラーパターンもまた非常に人気の高いカラーです。

 

こうして見るとルートビアとスペックルドシャッド、だいぶ違いますね。

2015_0531_143801-IMG_2318

今後はこのパターン、スペックルドシャッドで覚えて頂けたらと思います。

2015_0531_143640-IMG_2316

 

 

 

 

 

 

TW用ラインシステム

近年トップウォータープラグにPEラインを使っている人も多いと思います。

利点は、伸びが少なくアクションを付けやすい事と、岸辺のカバーにスタックした時に外しやすい事などです。

欠点は、柔らかいのでルアーに絡みやすい事。

プロペラやウィングなど、パーツの多いルアーは尚更です。

 

そこで登場するのが絡み防止のチューブ。

2015_0529_134418-IMG_2293

釣具屋さんで仕掛けコーナーなんかに売ってるこのチューブを適当な長さにカットし・・・

2015_0529_134643-IMG_2294

ラインを通してスナップなどに結びます。

2015_0529_135415-IMG_2296

チューブを結び目までスライドさせたら、その根元に結びこぶを作ります。

2015_0529_135820-IMG_2299

こんな感じでチューブがズレなければOKです。

2015_0529_135703-IMG_2298

そんなの常識じゃん!って人も多いかと思いますが、知らない人もいるかも知れないので紹介してみました。

ライン絡みが嫌でPEラインが苦手って方は、是非一度試してみて下さい。

Back Lushさんにてストアイベント

来週末、6月7日は岐阜のバックラッシュさん主催のストアイベントにお邪魔します。

backlush

テッケルの前田さん、ボレアスの長谷川さんに舞木くん。

ウチのボス(NFC堀口さん)と、なんだか毎月顔を合わせているような気もしますが、

それだけ仲良くして頂いてるって事ですね。

 

これまで中部方面ってあまり行った事がなかったのですが、

近年はKeep Castに出展している事もあり、とても身近に感じるようになってきました。

当日は現在開発中のプロトルアーや、実際に使ってるタックルなどを持っていく予定ですので、

お近くの方は是非、足をお運び頂けたらと思います。

 

沢山の方にお会い出来るのを楽しみにしてます!