今回の震災で、日本国民だけでなく世界中の多くの人が、
「何か出来る事はないか・・・」
そう考えていると思います。
僕ら釣り業界の人間は改めてその非力さを感じた事でしょう。
もし僕が、衣食住といった生活に関わる仕事であったなら、
もっと迅速な支援が出来た事でしょう。
もし僕が原子力に関わるような頭のいい人間だったなら、
もし消防やレスキュー、自衛官であったなら・・・
そう考えた人も僕だけではなかったと思います。
僕ら釣り業界は非力です。
他のスポーツやレジャーと比べて、あまりにも小さな市場。
会社にある物資(釣り道具)は救援物資となりえず、
どちらかと言えば真っ先に切り捨てる事が出来る「趣味」の世界です。
何かしなければ・・・!
でも、何をすればいいのか解らない・・・。
そう思っているのは、お客さんもお店も、メーカーさんも同じでしょう。
僕に出来る事は「ルアーを作る事」だけです。
ルアーを売って、お金に換えて、復興の為に使って貰う。
不謹慎と思う人も居るかも知れません。
自分とこの復興もままならない人間が、と笑う人も居るかも知れません。
でも僕程度に出来る事はこれくらいです。
自粛ムードで売り上げの下がったお店、
解っているけど釣りに行く気持ちになれないお客さん、
そして今まさに、また釣り行けるように頑張っている人達。
釣り場を想って気持ちが豊かになれるなら・・・。
欲しい物を購入する事で何かの支援になるなら・・・。
皆さんに少しでも笑顔が戻るなら・・・。
そう思って新作をリリースさせて頂きます。
・スナブノーズM5
ボディ長:52mm
ウェイト:3/8oz
潜航深度:1.2~1.5m (ラインの太さやキャスト距離で変動します)
カルティバST-36BC (前後共)
価格:¥2,940(税込)
・ロイヤルスプラッシュ

・クラシカルFT

・アラバマレッドクロー

現在リギング中です。
週末~来週前半には各取扱店様に出荷の予定です。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
恩返し
東北の人が優しいのは、寒い冬が長いから。
そう聞いた事があります。
身を寄せ合う事、助け合う事の大切さが身に染みているからと・・・。
突然訪問する僕を、いつも暖かく迎えてくれる貴方がたを見て、確かにそう思います。
比較的早い段階で安否を知らせてくれた岩手の友人は、
ご自身も被災されているにも関わらず、
宮城の沿岸部に住む友人の事を心配していました。
昨日になってようやく消息の判明した宮城の友人もきっと、
ご自分より困っている人を探しているでしょう。
石巻市で水産関係の仕事をしている友人は、
家族を乗せて裏山に逃げたそうです。
町が津波に飲まれる様を見つめ、避難所に向かう事も出来ず、
一週間もの間飲食もままならない中で、家族を守っていたと思います。
それでもきっと、「ご心配掛けました~!」と笑うんでしょうね。
僕は再開した時、彼らに笑顔を返す自信がありません。
僕は地震の翌日からルアー作りを再開しました。
友人たちの無事を信じる気持ちも強かったのですが、
何よりこれから大変だと思ったからです。
災害はもちろん、その瞬間も大変ですが、
その後が本当に大変です。
僕は彼らに励まされ、助けられ、今こうしています。
「彼らに恩返しが出来る!」
そう思った瞬間、スプレーガンを握る事が出来ました。
駄目だった友人も居ましたが、彼らの住んだ町、
彼らの愛した隣人達に、少しでも手助けが出来れば・・・と思っています。
僕に出来る事はルアー作り。
自分に出来る事、自分にしか出来ない事をして、
強くて優しい彼らへのご恩を返していくつもりです。
いつかまた、皆さんと肩を叩きあって「釣りっこ談義」に盛り上がる事。
それを目標にして、頑張っていきたいと思います。
安否が心配
相変わらずバタバタとのた打ち回っていますが、
今日はそれどころじゃない事になってしまいました。
茨城や千葉はもちろん、岩手や宮城、福島にもお世話になっているお客さんや、
仲良くしてもらっている友人達がいます。
大船渡市の映像見て背筋が凍りました。
皆さん元気で居てくれているでしょうか。
殆どの人に連絡がつかなくて、とても心配です。
ただただ無事であって欲しい。
今はそれだけです。
久々の新作
KTWLURES 2011年 第一弾は、久々の新作。
「The 漁師Crank HF」です。
”HF”は「ハイフロート」の意味で、
通常の漁師クランクがシャロー、ディープ共にレッドシダー製なのに対し、
こちらは浮力の強いバルサ製。
漁師クランクの大ぶりなボディと相まって結構な高浮力です。
それにより、これまでの漁師クランクが「沖合の線で釣るルアー」だったのに対し、
漁師HFはショアのカバーにガンガン撃って行けるカバークランキン仕様になってます。
この漁師HFは2009年のバスマスタークラシックがルイジアナ・レッドリバーで開催されると決まった時に構想が始まり、
2008年秋、桐山のプリプラクティスに同船させて貰いテストを行いました。

そしてそのテスト結果を反映した完成版を、
オフィシャルプラまでに20個程作り、ルイジアナに持って行きました。
まあ、本戦は強烈な寒波が襲来して、スローな釣りがメインになりましたが、
友人達は最後まで諦めず巻いてましたね~。
ダスティン(ウィルキス)なんて「今日も巻くぜ!」なんてジェスチャーをしながらスタートしていって、ロックダムを2つも超えた下流まで行って、ガス欠で帰って来れませんでしたからねw
まあ、そんな漁師HF、完成してからリリースするまで2年も掛かっちゃいましたが、
量産に向けて色々な難題をクリアして、ようやく販売出来るようになりました。
サイズは7.5cm、漁師よりちょっと軽めな17gです。
結構大き目なイメージのある漁師、でも実際はB7より少し大きいくらい。

バルサB3よりちょっと小さく、

キラーB3より少しボリュームのある感じ。

ちょうどRC2.5なんかと同じくらいのボリューム感です。

ビッグレイクはもちろん、流入河川のゴチャゴチャしたカバー攻めも、
キャストしやすく、キビキビ泳いで止めるとポコン!と浮いてくるので使いやすいと思います。
カラーは今回も3色。
#083

ブルーバックヘリング
ルートビア/チャート
光物、シャッド、チャートと、色々なシチュエーションに対応出来ると思います。
価格は¥3,500(税抜)
かなり無理してますw
春のシャローでゴリゴリとリアクティブな釣りが展開したい貴方!
おひとついかがでしょうか!
お世話になりました。
長い事更新サボってしまい申し訳ありませんでした。
実はこの度、長い事お世話になった
(株)シマノさんとのインストラクター契約を解約して頂く事になりました。
僕が開発に関わらせて頂いた商品を販売して頂いた営業の皆さん、販売店様、
そして、お買い上げ頂いた全ての皆様に厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
今後は一顧客として、色々なメーカーさんの新製品を楽しみにしながら、
自分のルアー作りに専念していこうと思っています。
