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ファイヤータイガーの出しどころ

皆さん、愛する家族や彼女の為に、素敵なサンタクロースやってますか?

僕は良い子にして待ってますw

 

さて、アパッチについて頂いた質問に、

「正直、ファイヤータイガーの出しどころが分からない」

というのが幾つかありました。

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近年のスピナーベイトはアクションだけでなく、カラーもナチュラル系が多いのか、

あまり強いカラーは使った事がない、という方が多いのかも知れません。

勿論その辺りの”流行り”も一旦は考慮はしたのですが、

やはり自分の作るルアーですからね、

自分が欲しいと思うカラーをラインナップする事にしました。

 

実は中学生の頃、スピナーベイトは一番苦手なルアーでした。

そんな苦手意識を吹き飛ばしてくれたのが、スタンレーのバイブラシャフトと、

バスバスティン(後のブルドッグ)スピナーベイトでした。

勿論これらのルアーにもナチュラル系カラーはありましたが、

当時好んで使っていたのが、

ファイヤーティップと呼ばれる先がオレンジのチャートのバイブラシャフトや、

チャートベースにブラックとオレンジが少量入った強いカラーのバスバスティンでした。

野池や河川のベジテーション周りや、濁りの入った早春など、

所謂シャローカバーの巻物の釣りを代表するようなシチュエーションが活躍の舞台でした。

そういう意味ではブラックチャートやファイヤータイガーのクランベイトに近い場面のルアー、

パラ葦やハス畑など、クランクベイトが通し難い場面で使用するルアーと考えれば、

出しどころはとても多く、コロラドブレードに最も相性の良いカラーかも知れません。

残念ながらバイブラシャフトもバスバスティンも、良い状態で手元に残っていませんが、

そんな勝手なリスペクトもあり、アパッチの第一弾にこのカラーをラインナップする事にしました。

firetiger

そうそう、近年よく思うのはファイヤータイガーという色、マッディシャローだけでなく、

グラス(ウィード)が多いレイクの荒天時にも効果が高いように感じます。

水中のグラスに光が反射して黄色っぽく見えるのか・・・

それとも単にグラスの間を見えたり見えなかったりするので、

出会い頭のインパクトが大きいのか・・・

それとも短波系があまりよく見えないと言われる魚の目の構造からは、

この手のカラーがリアル小魚に見える光量の時間帯があるのか・・・

こういう妄想はホント楽しいですね~。

それでは皆さん、楽しいクリスマスを!

Merry Christmas!