ド根性ボート

「ド根性ボート」
そんなタイトルつきで、今朝、メールを頂きました。
宮城県の石巻市で被災した友人の愛艇は、自宅から数百m流された場所で発見されたそうです。
いち早く救援に駆け付けた「エスカーラ」さんの海上オーナーによると、
「動くかもしんない・・・」
という事でしたが、
早速東北の友人達が集まったようです。
塚本さんこんにちは。
昨日駆けつけてくれた6名のバス釣り繋がり有志のお陰でエロスパート無事に自宅前に戻しました。・
 今日は朝から電装系の配線を確認しながら外してはエロスパに積んであった金ブラシで磨いてはホームセンターで買って来た格安グリース吹き付ける作業やって居ます。
 真面目におらが地元のフィールドに浮くまでの過程。1時間位のドキュメンタリー番組かバサー辺りの記事一本出来ちゃうかも知れません。・
 応援、助けて下さった皆さんの心意気に応える為にも必ずこの震災から立ち直ったフィールドで笑顔で釣りっこ出来る様に頑張ります!


本当に胸が熱くなる思いです。
ついでに目頭も熱くなりました。
世間では風当りも強いバスフィッシングですが、
そのバスフィッシングを通じて知り合った絆って、こんなに熱いものなんですよね。
相棒AYSさんをはじめ、「TEAM TOHOKU」のメンバー達も、
明るく、しっかりと前だけを見つめて歩き出しています。
誰かが言いました。
「塚本さんも工房焼けた時、『焼けちゃったもんはしょうがないじゃん』って笑ってたじゃないですか!」
そうだ、そうなんだ。
誰かが辛い時、見てるこっちも辛いけど、そんな時こそ笑っていよう。
誰かに気を遣われるのはもっと辛いから。
笑顔で「行こうぜ!」って言えばいい。
下を向いたままの奴が居れば肩を貸せばいい。
釣竿持って、上を向いて歩いて行こう。
でも、釣り場で上を向いて歩くのは危険なので辞めましょう。
頑張れ 日本! 頑張れ 東北!